「ラーメン、高くなったな…」
そう感じているあなたにこそ知ってほしい、“具なし”がむしろ美味しいという新しいラーメンのカタチ。
2025年4月22日放送のTBS系『マツコの知らない世界』では、「ラーメン最強麺の世界」が特集され、タレントのマツコ・デラックスさんが“具なしラーメン=かけラーメン”を「理想的!」と大絶賛。
本記事では、マツコさんのこだわりレシピに加え、番組で紹介された「かけラーメン」提供店や、その背景にあるラーメン界のトレンドも深掘りしてお届けします!
かけラーメンとは?マツコが共感した“シンプルイズベスト”な一杯
「かけラーメン」とは、具材を一切使わず、麺とスープだけで構成されたラーメンのこと。
番組の案内人、ラーメン愛好家の藤野弘行さん(食べたラーメンは約7,000杯!)は「ラーメンは“スープ至上主義”から“麺で勝負”の時代へ」と分析。
その象徴ともいえるスタイルが“かけラーメン”です。
マツコさんもこれに共感し、「うわ〜!こういうのが理想!」と熱く反応。
外食でも、自宅でも“具なし”で麺とスープに集中するスタイルが、静かなブームを巻き起こしています。
番組で紹介された「かけラーメン」提供店一覧
実際に、東京都内を中心に「かけラーメン」を看板メニューにするお店も増えており、番組では以下の名店が紹介されました:
◆ 中華そば屋 伊藤(王子神谷)
煮干しが香る透明感のあるスープと、芯のある細ストレート麺が絶品。
◆ らぁ麺やまぐち(西早稲田)
地鶏の旨味たっぷりのスープに特注のストレート細麺を合わせた一杯。
◆ らーめんMAIKAGURA(千歳船橋)
平打ち細麺×シンプルな塩だれで、奥深さを感じる極上のかけラーメンを提供。
どの店も“あえて具をのせない”ことで、スープと麺の完成度に集中させるラーメンづくりを実現しています。
マツコ絶賛!サッポロ一番の具なし濃厚レシピ
「家で食べるラーメンも、具を入れない方が好き」と語るマツコさん。
中でもお気に入りは「サッポロ一番 塩ラーメン」。自宅でのこだわりの作り方をこう紹介していました。
✅ マツコ流・サッポロ一番アレンジ
-
規定の500mlのお湯で麺を茹でる
-
スープを加える前に、お湯を極限まで減らす
-
丼に移したとき、「麺の3分の2」だけがスープに浸る程度に調整
-
粉末スープを加えて完成!
👉このやり方で、スープの濃さが増し、麺との一体感が極まるんです!
実際に試した編集部員も「ラーメンが主役になる感覚」と絶賛。
ただし、しょっぱくなりすぎることもあるので、お湯の減らし具合には注意しましょう。
実際の調査でも“具なし支持派”は3割超!
Sirabee編集部が全国495人(10代〜60代)に行った意識調査では、
なんと26.3%が「ラーメンは具なしでもOK」と回答。
つまり、少数派ながらも一定の層が“かけラーメン”を選択肢として支持しているのです。
SNSでも「これこそ麺とスープの究極」「具がないからこそスープが活きる」といった共感コメントが多く寄せられています。
「具なしラーメン」は新しい節約&贅沢のカタチ?
一見シンプルに見える「具なしラーメン」ですが、
-
コストを抑えられる節約術であり
-
麺とスープの質に集中できる贅沢な選択でもあります。
最近は「高すぎるラーメン離れ」も進むなかで、こうしたスタイルは**これからの“新定番”**として注目されています。
まとめ|“具なし”がラーメンをより美味しくする時代へ
『マツコの知らない世界』で紹介された“かけラーメン”や“具なしサッポロ一番”は、
ラーメンの本質である「麺とスープの美味しさ」に立ち返るきっかけを与えてくれました。
マツコさんの言葉を借りれば、“こういうのが理想”。
ラーメンの概念が変わる一杯、ぜひあなたも体験してみてください。