**暑い日が続くと、さっぱりとしたおかずが恋しくなりますよね。**そんな時にぴったりなのが、「きゅうりのわさび漬け」。冷たくて爽やか、ピリッとしたわさびの風味がクセになる夏の人気メニューです。
この記事では、包丁がちょっと苦手な方や、普段あまり料理をしない初心者の方でも気軽にチャレンジできるように、やさしく丁寧に作り方を解説していきます。
さらに、ちょっとしたコツやアレンジ方法、保存のポイントなどもご紹介。冷蔵庫に常備しておけば、暑い日でも食欲をそっと引き出してくれる“夏の救世主レシピ”になりますよ♪
簡単なのに、まるで料亭のような一品が完成するこのレシピ。家族にも「これ美味しい!」と喜ばれること間違いなし。ぜひ気軽に作ってみてくださいね。
きゅうりのわさび漬けってどんな料理?
シャキシャキ食感のきゅうりに、ほんのりピリッとしたわさびが香る、爽やかな漬け物です。わさびの風味はツンとしすぎず、ほどよい刺激でとても食べやすいのが魅力。そこに生姜のピリッとしたアクセントや、ミョウガの清涼感ある香りが加わり、暑さで食欲が落ちがちな夏の食卓にぴったりの一品に仕上がります。
また、冷蔵庫でしっかり冷やしてからいただくと、口当たりがさらにさっぱりとして美味しさ倍増!まるで料亭で出てくるような上品な味わいになるので、来客時のおもてなし料理にもおすすめです。
さらに嬉しいのは、その手軽さ。塩もみの手間がないので、きゅうりを切って袋に入れて調味料を混ぜるだけ。洗い物も少なく、火も使わないので暑い日でも調理が苦になりません。忙しい日や料理が面倒な日にも、手早く作れて本格的な味が楽しめる、まさに“頼れる副菜”です。
お酒のおつまみにも、ごはんのおともにもぴったり。冷蔵庫に常備しておけば、あともう一品…というときにもサッと出せてとっても便利ですよ。
材料と下ごしらえ(2〜3人分)
用意するもの
- きゅうり:4本(約500g)
- 生姜:1片(千切り)
- ミョウガ:1個(薄切り)
- 塩:大さじ1と小さじ1(約26g)
- 砂糖:大さじ4と小さじ1(約65g)
- わさび(チューブでOK):小さじ2と1/2(約13g)
ちょこっとアドバイス
- わさびの量は、お好みに応じて調整してください。辛みが苦手な方やお子さま向けには、分量を半分(小さじ1強程度)にしてもOKです。
- 漬けてから時間が経つと、わさびの辛さは少しずつ和らぎ、まろやかになります。時間とともに変化する風味を楽しむのもおすすめです。
- ミョウガが苦手な方は「大葉」でもOK。
- 春には「山椒」、秋には「しその実」など、季節の香味野菜でアレンジも楽しめます♪
作り方|3ステップで簡単!
1:きゅうりを「蛇腹切り」にする
蛇腹切りとは、きゅうりに細かい切り込みを交互に入れる切り方です。少し難しそうに感じるかもしれませんが、リズムよく切っていけば大丈夫♪切り込みを入れることで、調味料がぐっと染み込みやすくなります。
見た目もかわいく仕上がるので、食卓がパッと華やぎますよ。そのあと、一口大にカットして、食べやすいサイズにしておきましょう。
2:材料をビニール袋に入れる
清潔なポリ袋に、カットしたきゅうり・千切りにした生姜・輪切りにしたミョウガ、そして塩を入れます。袋の口を軽く閉じて、シャカシャカと振るようにして全体をよくなじませましょう。
塩が全体にまんべんなく行き渡ったら、砂糖を加え、そのあとにわさびを入れます。砂糖を先に入れることで全体が均一に甘くなり、わさびの香りも際立ちます。
そのあとは袋の上から手でしっかり揉み込んで、味をしみ込ませていきます。このひと手間で仕上がりの味に差が出ますよ。
3:冷蔵庫で休ませる
袋の中の空気をなるべく抜きながらしっかり閉じたら、そのまま冷蔵庫へ。2〜3時間ほど冷やしておくだけで、しっかり味がなじんでおいしく仕上がります。
時間があれば一晩置いても◎。より味がしみて、深みが出ますよ。夜のうちに作っておけば、翌朝のお弁当やランチの副菜にもそのまま使えるので、とっても便利です♪
おいしく仕上げるコツ
- 冷蔵庫でしっかり冷やすと、風味がギュッと引き立ちます。とくに夏場は冷たさが命。しっかり冷えることで、きゅうりのシャキシャキ感とわさびの香りがより引き立ちます。
- 時間があるときは、一晩おいても◎。2〜3時間でも十分おいしいですが、一晩おくことで味がぐっと深まり、まろやかになります。翌朝のお弁当にもぴったりですよ。
- 保存は冷蔵庫で2〜3日を目安にしましょう。タッパーや密閉袋でしっかり保存すれば、風味も保てて安心です。匂い移りを防ぐために、冷蔵庫内での保管場所にも気をつけるとよりベストです。
- さらにひと工夫として、漬け込み途中で一度全体を軽く揉み直してあげると、味がさらに均一になっておいしさがアップします。
食べた方の感想&アレンジアイデア
- 「見た目より優しい辛さで、子どもも食べられました!」
- 「おつまみにもぴったりで、夫も喜んでいました♪」
- 「わさびがツンとしないので食べやすい!」
- 「冷たくて食感が楽しく、食欲がない日でもパクパクいけました」
- 「お酒に合うと聞いて作ったら、想像以上に相性がよくてリピ決定!」
このレシピは、忙しい朝のお弁当準備にも活躍してくれます。冷蔵庫から取り出すだけで、彩りも風味もプラスできてとっても便利。
アレンジとしては、ゆでたオクラや茹でささみを加えてボリュームをアップさせたり、輪切りにしたラディッシュを加えて彩りをよくしたりするのもおすすめです。また、白だしや柚子胡椒を少量加えると、大人向けのちょっと上品な味わいに仕上がります。
もうひとつの工夫として、きゅうりを「斜め薄切り」に変えてみると、また違った食感が楽しめますよ。お好みでちょっとしたアレンジを加えるだけで、レパートリーがぐんと広がる万能副菜です。
まとめ|夏の常備菜にぴったり♪
「きゅうりのわさび漬け」は、切って漬けるだけという手軽さなのに、思わず驚くほど本格的な味わいに仕上がる一品です。特別な調味料や難しい工程がないのに、まるでプロが作ったかのような爽やかさと香りが楽しめるので、リピート率も高い人気レシピです。
料理にあまり自信がない方や、普段あまりキッチンに立たないという方でも、手順がとてもシンプルなので気軽にチャレンジできます。材料もスーパーで手に入りやすく、少ない食材でしっかり味が決まるので、節約メニューとしてもおすすめ。
冷蔵庫に常備しておけば、食欲がわかない暑い日や、あと一品足りないというときにとても重宝します。ごはんのお供にはもちろん、冷やしうどんや素麺の付け合わせ、お酒のおつまみにもぴったりです。
ぜひ、この夏は「きゅうりのわさび漬け」で爽やかな食卓を楽しんでみてくださいね♪