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体感時間が早く感じる理由は“食のマンネリ”かも?|マツコも実感した脳と時間の不思議な関係

「最近1日があっという間に終わってしまう…」そんなふうに感じたことはありませんか?朝起きてから夜寝るまで、気づいたらあっという間に時間が過ぎていて、1日を“こなしている”ような感覚に陥ることもありますよね。実はその“時間の早さ”には、私たちの生活習慣、特に“食事”のパターンが大きく関係していると言われています。

今回は『マツコの知らない世界』(TBS系)で放送された「体感時間」に関する特集から、マツコ・デラックスさんのリアルな体験と、専門家による分かりやすい解説をもとに、「どうして時間が早く感じるのか?」をひも解いていきます。

“毎日同じ食事をしている”“なんとなくスマホを見ていたら夕方になっていた”という方にこそ、ぜひ知っていただきたい、脳の仕組みと暮らしに役立つヒントを、やさしい言葉でお届けします。

体感時間が早くなるってどういうこと?

年齢を重ねるにつれて、1日があっという間に過ぎていくように感じる…そんな経験はありませんか?昔は長く感じた1日が、今では一瞬のように過ぎてしまう。実はこれ、「体感時間」と呼ばれる“心で感じる時間の流れ”が関係しているのです。

『マツコの知らない世界』では、日本時間学会会長であり、千葉大学教授の一川誠(いちかわ・まこと)先生がこの現象について、やさしくていねいに解説してくださいました。

注目したいのは、“新しい体験があるかどうか”。新鮮な出来事が多いと、脳にはさまざまな情報が刻まれ、時間がたっぷりあるように感じられます。逆に、毎日が同じことの繰り返しだと、脳は刺激を受けにくく、情報も少ないため、時間があっという間に過ぎたように感じてしまうそうです。

たとえば、旅行先で感じる1日はとても長く、思い出深くなりませんか?これは新しい体験がたくさん詰まっていて、脳が「特別な日」として処理しているから。日常生活でも“ちょっとした変化”を取り入れることで、時間の感じ方を変えることができるかもしれません。

【注目】マツコさんも納得!体感時間と“食べ物の冒険”の関係

番組では、マツコ・デラックスさんが「カップ麺といえばカップヌードルのカレー味」「ココイチでは一生、ほうれん草・納豆・チーズを頼み続ける」と話していました。これらは、彼女が自分の“定番”として愛し続けているメニューですが、裏を返せば「変化が少ない選択をしている」とも言えます。

これに対して一川先生は、「同じものばかりを食べていると、新しい刺激がなくなってしまうため、脳の情報処理が単調になり、体感時間が短くなる傾向がある」と丁寧に説明しました。つまり、味のマンネリ化は、脳の“退屈サイン”でもあるのです。

マツコさん自身もその話を聞いて「そりゃあ早いわ、アタシ!」と笑いながらも納得の表情を浮かべていました。さらに、「最近は食事の回数も減ったし、同じものばかり食べてる」と自覚を示し、食生活が単調になっていることに改めて気づかされたようです。

これは決してマツコさんだけの話ではありません。私たちも忙しさや面倒くささから、ついつい“いつもの味”に頼りがちになってしまいます。けれど、それが体感時間の“早送り”現象につながっているとしたら、少し意識して変化を取り入れてみる価値がありそうですね。

“冒険”ってこんなに簡単!食のちょっとした工夫で脳を活性化

「冒険」と聞くと、海外旅行に出かけるような大きな出来事を思い浮かべるかもしれません。でも、実はとっても身近なことからでも脳を刺激する“冒険”は始められます。

たとえばマツコさんが最近ハマっているのが「厚揚げの食べ方研究」。同じ厚揚げでも、「生姜醤油」「ミョウガや大葉」「七味マヨ」「ポン酢+かつお節」など、味付けやトッピングを変えることでまったく違った印象の一品になります。

こうした“ちょっとした味の冒険”でも、脳にとっては新鮮な刺激になるんです。「今日の厚揚げ、どんな味にしてみようかな?」と考えるだけでも、脳は活性化しやすくなります。

さらに、料理そのものを楽しむ工夫として、盛り付けや器を変えてみたり、季節の薬味を取り入れてみたりするのもおすすめです。普段の食卓に少しだけ彩りや変化を加えることで、気分が上がるだけでなく、体感時間にもゆとりが生まれてきますよ。

【補足】「時間が早い」と感じる現代人の共通習慣とは?

スマホを何気なく見ていたら、いつの間にか1時間経っていた…そんなことありませんか?

現代は便利になった一方で、「同じ行動の繰り返し」が日常化しやすくなっています。スマホ、ルーティン化された仕事、毎日変わらない通勤路…。これらも体感時間を早める原因のひとつです。

日常の中に“変化”を取り入れることが、脳のリフレッシュにつながります。

【実例】SNSで見かけた“ちょっとした冒険”アイデア集

「冒険」といっても、特別なことをする必要はありません。SNSで見かけた、身近で簡単にできる“脳が喜ぶ工夫”をご紹介します。

  • コンビニでいつもと違うスイーツを買ってみる

  • 冷蔵庫の余りもので創作レシピを作ってみる

  • 自動販売機で新商品に挑戦

  • いつもと違う香りの入浴剤を使ってみる

どれもすぐにできて、ちょっと気分が変わることばかり。脳に新しい刺激を与えてくれますよ。

【豆知識】脳と記憶と時間感覚の関係|エビングハウスの法則とは?

心理学の世界には、「エビングハウスの忘却曲線」という考え方があります。

人は新しい情報ほど記憶に残りやすく、印象的な体験は忘れにくい特徴があります。つまり、日常の中で“新しさ”を意識することで、脳に残る記憶が増え、時間が「濃く」感じられるようになるのです。

これはまさに、体感時間をゆっくり感じるヒントにもなりますね。

【Q&A】体感時間と生活習慣に関するよくある疑問

Q. 毎日同じ仕事ばかりで刺激がありません。どうしたらいい?
A. 作業中に音楽を変えたり、タイマーで作業を区切るだけでも脳の刺激になります。

Q. 外食を控えているので食の冒険ができません。
A. 自宅でも味付けを変えたり、トッピングを工夫するだけで十分刺激になります。

Q. 子育て中で冒険どころじゃないのですが…
A. お子さんと一緒に“新しい食材を試す”のも冒険!小さな変化でもOKです。

【コラム】マツコさんに学ぶ、食の楽しみの見つけ方

「厚揚げ研究」をテーマにしているマツコさんのように、自分の“推し食材”を見つけて研究するのもおすすめです。

同じ食材でも、切り方・焼き方・味付け・盛りつけを変えるだけで、まるで違う料理に変身します。自分の中の「小さなブーム」を楽しんでみませんか?

まとめ|日常に“小さな変化”を取り入れて時間を取り戻そう

時間が早く感じるのは、脳が刺激を感じていないサインかもしれません。けれど、生活に大きな変化を求めなくても大丈夫。

食事にちょっとした工夫を加えるだけで、あなたの“体感時間”は変わります。今日からできる小さな冒険で、毎日をもっと丁寧に楽しんでみませんか?