夏にぴったり！志麻さん流チキンソテー梅オリーブソースの作り方と魅力

夏になると「さっぱりした料理が食べたい」と思う方も多いのではないでしょうか。そんなときにおすすめなのが、カリッと焼き上げた鶏肉に、梅干しとオリーブオイルを合わせたソースをかけていただく「チキンソテー梅オリーブソース」です。

酸味のきいた梅干しは食欲を刺激し、オリーブオイルがコクをプラスしてバランスの良い味わいに。薬味をたっぷり添えると見た目も華やかで、夏の食卓が一気に爽やかになります。

なぜ「梅オリーブソース」が夏におすすめなの？

梅干しは昔から「疲れたときに良い」といわれる食材です。実際に含まれるクエン酸は、体内でエネルギーを生み出す代謝をサポートし、疲労回復を助けるとされています。暑さで体がだるいときにもぴったりなんです。

さらに梅干しの酸味は唾液を分泌させて食欲を引き出す効果があり、夏バテでご飯が進まないときの助けになります。そこにオリーブオイルを加えることで、酸味がまろやかになり、コクと香りが加わるので洋風の味わいに。

「和」と「洋」の良いところを組み合わせたこのソースは、夏の定番調味料にしたくなるほど便利ですよ。

【下ごしらえ】

薬味は「青じそ・みょうが・青ねぎ」のほかに、きゅうりや大葉スプラウトなども相性が良く、アレンジしやすいですよ。

美味しいチキンソテーの決め手は「皮のパリパリ感」です。
ポイントは次の3つ。

焼き色がこんがりついて皮がカリッとしたら、裏返して短時間で火を通します。火を通しすぎるとパサつくので、焼きすぎには注意してくださいね。

ナイフを入れた瞬間「パリッ」と音がして、ジューシーな肉汁がじゅわっと広がります。梅の酸味が後味をすっきりとまとめてくれるので、脂っこさを感じません。
薬味を添えると清涼感がプラスされ、食欲が止まらなくなるほど。ご飯にはもちろん、白ワインやビールなどのお酒にも合います。

梅干しは日本の伝統的な保存食ですが、健康面でも注目されています。

ただし「梅干しを入れれば絶対に食中毒にならない」というわけではありません。あくまで保存を助けるサポート役と考え、衛生管理と冷蔵保存を意識しましょう。

この梅オリーブソースはアレンジ次第で色んな料理に使えます。

一度作れば「万能ソース」として冷蔵庫に常備したくなる味わいです。

梅オリーブソースは作り置きが可能。清潔な保存容器に入れて冷蔵すれば2〜3日が目安です。ただし、家庭の冷蔵庫環境によっては風味が落ちやすいため、なるべく1〜2日で使い切るのがおすすめ。

「少し残ったソースを翌日のお弁当に使う」など、日々の食事で無駄なく活用すると便利です。

Q：梅干しが苦手でも大丈夫？
A：はちみつ梅など甘めの梅干しを選べば酸味がやわらぎ、食べやすくなります。

Q：子ども向けに作るときの工夫は？
A：梅の量を少なめにして砂糖を少し足すと、酸味がまろやかになり子どもでも食べやすいです。

Q：白ワインがない場合の代用は？
A：料理酒や酢でも代用できます。酢を使う場合は酸味が強くなりやすいので、少量から加えて調整してください。

Q：鶏胸肉でも作れる？
A：可能です。ただし胸肉は火を入れすぎるとパサつくので、焼き時間を短めにして柔らかさを残すのがおすすめです。

志麻さん流「チキンソテー梅オリーブソース」は、夏にこそ食べたい爽やかなおかずです。

作り置きやアレンジもできるので、日々の食卓に取り入れれば大活躍間違いなし。暑い夏を元気に過ごすための定番レシピとして、ぜひお試しください。