「野菜をしっかり食べたいけど、手の込んだ料理は大変…」
そんなときに大活躍してくれるのが、タサン志麻さん流の【肉巻き】です。
豚バラ肉と野菜をくるくる巻いて、塩こしょうで味付けするだけ。とてもシンプルなのに、断面はカラフルで華やか。ひと口食べればお肉の旨みと野菜のシャキシャキ感が広がり、つい箸が止まらなくなります。
この記事では、基本レシピから美味しく作るコツ、保存方法やアレンジまで詳しく解説。お弁当や作り置きに役立つ情報もまとめたので、毎日の献立にすぐ取り入れられますよ。
タサン志麻さん流・豚バラ肉と野菜の肉巻きレシピ
材料(2人分)
-
豚バラ肉薄切り … 6枚
-
パプリカ … 1/2個
-
ピーマン … 2個
-
玉ねぎ … 小1個
-
セロリ … 1/2本
-
塩 … 適量
-
こしょう … 適量
-
オリーブ油(またはサラダ油) … 大さじ1
💡冷蔵庫にある野菜を組み合わせてOK。例えばアスパラ、にんじん、えのき、オクラなども肉巻きにすると彩りがよく、栄養バランスもさらに整います。
作り方ステップ
① 野菜を切る
パプリカ・ピーマン・セロリは細切りに、玉ねぎは薄めにカット。お肉の長さと合わせて切ると巻きやすくなります。
② 野菜をお肉で巻く
豚バラ肉を広げて野菜をのせ、端からきゅっと巻きます。巻くときは「軽く引っ張りながら」巻くと崩れにくく、きれいに仕上がります。
③ 下味をつける
塩こしょうを少し強めに振ります。野菜が多いので、お肉にしっかり味をつけると全体のバランスが良くなります。
④ フライパンで焼く
フライパンに油を熱し、巻き終わりを下にして強火で焼きます。香ばしい焼き色がついたら転がしながら全面を焼き、中まで火を通します。
⑤ 完成!
食べやすく切れば、断面の色合いがとてもきれい。見た目からも食欲がわきます。
美味しく仕上げるポイント
-
巻き終わりを下にして焼くと形が崩れにくい
-
強火でしっかり焼き色をつけると香ばしさアップ
-
中まで火が通っているか不安なときは半分にカットして確認すると安心
肉巻きで野菜不足を解消!栄養と健康面のうれしい効果
肉巻きの魅力は、1品でお肉と野菜の両方をしっかり摂れること。
-
豚肉の栄養:豚肉は良質なたんぱく質に加え、疲労回復を助けるビタミンB1が豊富。特に豚バラ肉100gあたり約0.7mg含まれており、これは牛肉や鶏肉よりも高い含有量です。
-
野菜の栄養:パプリカはビタミンCがレモンより多く、免疫力サポートや美容にも◎。ピーマンはビタミンCに加え食物繊維も含み、腸内環境を整える効果が期待できます。
-
彩り効果:赤・緑・黄と色とりどりの野菜を巻くことで、視覚的にも「食べたい!」気持ちを引き出します。
忙しい日の献立でも、手軽に栄養バランスを整えられるのが嬉しいですね。
作り置き・保存方法と温め直しのコツ
肉巻きは作り置きしても美味しいですが、保存時には少し注意が必要です。
-
冷蔵保存:清潔な密閉容器に入れて翌日まで。特に夏場は食中毒のリスクもあるので、できるだけその日のうちに食べきるのが安心です。
-
冷凍保存:焼いて粗熱をとり、1つずつラップに包んで冷凍庫へ。1〜2週間程度が目安。食べるときは電子レンジで解凍→トースターで表面を焼くとカリッとした仕上がりに。
-
お弁当用:夏のお弁当には必ず保冷剤を。タレを絡めたタイプより、塩こしょうだけのシンプル味の方が安心して持ち運べます。
お弁当・子ども向けのアレンジ具材
-
彩り重視:にんじんやアスパラを使うと、断面が華やかになりお弁当映えします。
-
子どもに人気:チーズ巻きやコーン入りは甘みがあり食べやすいのでおすすめ。チーズは溶け出さないように巻き終わりを下にすると◎。
-
ボリュームアップ:じゃがいもやかぼちゃを加えると、夕食のメインとしても満足度が高まります。
崩れない&生焼けを防ぐ焼き方のコツ
初心者さんが失敗しやすいのは「巻きが崩れる」「中が生っぽい」こと。これを防ぐには:
-
巻き終わりを下にして焼く
-
強火で焼き目をつけたら中火に落としてじっくり火を通す
-
側面はフライパンの縁に立てかけるようにして焼く
-
厚めの肉を使ったときは半分に切って確認する
これで見た目も味も大満足に仕上がります。
味付けバリエーションで楽しむ肉巻き
塩こしょうだけでも十分美味しいですが、気分を変えたいときはアレンジをプラス。
-
照り焼き風:醤油+みりん+砂糖で甘辛く
-
バター醤油:香ばしさが加わってご飯がすすむ味に
-
ポン酢+大根おろし:さっぱり風味で夏にもおすすめ
-
チリソース:ピリ辛味でおつまみにもぴったり
-
カレー粉:スパイシーで食欲をそそる味に変身
シーン別の楽しみ方
-
夕食のおかずに:野菜もお肉も摂れるから栄養バランス◎。
-
お弁当に:冷めても美味しいので常備菜としても重宝。
-
ホームパーティーに:断面がカラフルなので切って並べるだけでテーブルが華やぎます。
-
子どものおやつに:小さめサイズにすれば手づかみでも食べやすい。
よくある質問(FAQ)
Q:豚バラ肉以外でも作れますか?
→ もも肉やロースなら脂が少なくヘルシーに。ささみも使えますが、火を通しすぎるとパサつきやすいので注意です。
Q:どのくらい焼けばいいですか?
→ 両面2〜3分ずつを目安に。全体にこんがり焼き色がつけばOKです。
Q:冷めても美味しいですか?
→ 下味をしっかりつけておけば、冷めても味がぼやけずお弁当にもぴったり。
Q:おすすめの野菜は?
→ アスパラ、にんじん、えのき、オクラ、ズッキーニ、トマトなど。旬の野菜を入れるとさらに美味しく、季節感も出せます。
Q:保存はどのくらい可能ですか?
→ 冷蔵は翌日まで、冷凍なら1〜2週間が目安。ただし気温の高い季節はできるだけ早めに食べるのが安心です。
まとめ
タサン志麻さん流の肉巻きは、豚バラ肉×塩こしょう×野菜というシンプルな組み合わせで、誰でも美味しく作れるレシピです。
見た目は華やか、味はしっかり。お弁当にも、夕食のメインにも、おもてなし料理にもぴったり。保存やアレンジも効くので、毎日の献立にとても役立ちます。
「今日は野菜をたっぷり食べたいな」「あと一品欲しいな」というときに、ぜひ試してみてくださいね。