夏に旬を迎える「オクラ」は、粘り気とシャキシャキ感が特徴のヘルシー野菜。そんなオクラを主役に、ちくわや紅しょうがを組み合わせて、サクッと香ばしく揚げた「かき揚げ」は、ごはんにもおつまみにもぴったりの一品です。
この記事では、料理家・和田明日香さんがテレビ番組『モモコのOH!ソレ!み〜よ!』で紹介した「オクラのかき揚げ」レシピをもとに、家庭で失敗なく作る方法やアレンジ、よくある疑問点への回答まで、詳しく解説します。
オクラのかき揚げとは?
オクラのかき揚げは、ネバネバした粘りをもつオクラをつなぎとして活用することで、衣がまとまりやすく、揚げ物初心者でも作りやすいのが魅力のレシピです。
さらに、ちくわの旨みと紅しょうがのさっぱり感が絶妙にマッチし、どこか懐かしく、ほっとする味わい。暑い夏でも食欲をそそる味付けで、冷めても美味しくいただけます。
材料(2~3人前)
材料 | 分量 |
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オクラ | 5~6本 |
ちくわ | 1本 |
紅しょうが(刻み) | 30g |
青のり | 小さじ1 |
天ぷら粉 | 大さじ4~5 |
水 | 大さじ5~6 |
揚げ油 | 適量 |
塩 | 適量 |
作り方|失敗しない3ステップ
1:材料をカットする
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オクラはガクを取り、1.5cm角ほどにカット。
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ちくわも同様に小さく切る。紅しょうがは水気を軽く切っておく。
✏️ワンポイント
オクラの産毛が気になる方は、塩をまぶして板ずりすると食感がなめらかになります。
2:衣をつける
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ボウルにカットした材料をすべて入れ、天ぷら粉と水を加えてざっくり混ぜる。
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オクラの粘りで自然と具材がまとまりやすいですが、まとまらないときは天ぷら粉を少しずつ足して調整します。
🔍チェックポイント
衣は「のりすぎない」程度に。サラッと軽く絡めるのがサクサクに仕上げるコツ。
3:揚げる
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フライパンまたは鍋に油を深さ1〜2cm程度まで注ぎ、180℃に熱する。
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食べやすい大きさにまとめたタネを油に入れ、あまり触らずじっくり揚げる。
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きつね色になったら取り出し、油を切って盛り付け。仕上げに塩をふって完成!
オクラのかき揚げの魅力とアレンジ術
オクラの粘りで“つなぎ不要”の時短レシピ
オクラのネバネバは、自然な“のり”の役割を果たしてくれるので、卵や小麦粉を別に用意しなくても、まとまりやすく扱いやすいのが最大の利点です。
アレンジするならこんな具材もおすすめ!
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とうもろこし:甘みが加わって子どもに大人気
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桜えび:香ばしさと彩りアップ
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玉ねぎ:甘みとボリューム増加
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ツナ缶:おつまみ感が増し、ビールにもぴったり
おすすめの食べ方いろいろ
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かき揚げ丼にアレンジ!
温かいご飯にのせ、めんつゆをかけるだけで立派な丼に。 -
うどんやそうめんのトッピングに
サクサクの食感が薬味代わりになって絶妙です。 -
お弁当のおかずに
冷めても美味しいのでお弁当にも向いています。
知って得する豆知識|オクラ&紅しょうがの効能
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オクラ
ムチンや食物繊維が豊富で、胃腸の調子を整える効果が期待されます。夏バテ対策にも◎。 -
紅しょうが
抗菌・殺菌作用があり、食欲を刺激してくれる心強い存在です。
よくある質問(FAQ)
Q. 天ぷら粉がないときはどうすればいい?
A. 小麦粉(大さじ2)+片栗粉(大さじ2)で代用可能。冷水を使うとカラッと揚がります。
Q. 揚げ油はどのくらい必要?
A. 深さ1〜2cm程度でOK。揚げ焼き風でも美味しく仕上がります。
Q. 冷凍保存はできる?
A. 揚げた後にしっかり冷まし、ラップで包んで冷凍可能。食べる際はトースターで再加熱を。
Q. 紅しょうがが苦手です…
A. 代わりにみじん切りの梅干しやみょうがなどもおすすめです。
和田明日香さんの料理スタイルについて
料理家・和田明日香さんは、家庭にある食材で手軽に作れる「シンプルだけどおいしい料理」が持ち味。特別な材料を使わずに、日々の食事を“ちょっと楽しくする”アイデアを届けてくれるレシピが人気の理由です。
まとめ|オクラのかき揚げは、夏の味覚と健康の味方
この「オクラのかき揚げ」は、季節の野菜と身近な食材だけで驚くほどおいしく作れる、まさに家庭料理の王道ともいえる一品です。
オクラの粘りでまとめやすく、揚げ物が苦手な人でも失敗しにくい構成。ちくわと紅しょうがの風味で食欲もアップします。食卓に彩りを添えたいとき、あと一品ほしいときに、ぜひ試してみてください!