チーズ好きの方にぜひ試していただきたいのが、志麻さん考案の「焼きカマンベールサラダ」。普段はそのまま食べることの多いカマンベールチーズを丸ごと焼き、蜂蜜をかけてサラダの上にのせるという大胆な一皿です。
このレシピは、人気番組『沸騰ワード10』で志麻さんが披露し、一気に注目を集めました。蜂蜜の甘さ、ドレッシングの酸味、チーズのコクが合わさって、シンプルながら奥深い味わいに仕上がります。特別な日の食卓やワインのお供としてもぴったりで、まさに“大人のごちそうサラダ”です。
志麻さんってどんな人?
志麻さんは、辻調理師専門学校およびフランス校を卒業後、フランスの三つ星レストラン「ジョルジュ・ブラン」で研修。その後は帰国して老舗フレンチやビストロで約15年間料理人として活躍してきました。
その経験を家庭料理に活かし、「冷蔵庫にある食材を使って、わずか3時間で1週間分のつくりおきを仕上げる」独自のスタイルを確立。2015年に家政婦に転身して以来、「予約が取れない伝説の家政婦」と呼ばれるまでに。テレビや雑誌、レシピ本でも人気を博し、今では家庭料理を格上げするアイデアの宝庫として多くの人から支持を集めています。
焼きカマンベールサラダの材料(2〜4人分)
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カマンベールチーズ…2個
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蜂蜜…適量
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マスタード…小さじ1
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リンゴ酢…大さじ1
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バルサミコ酢…大さじ1
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塩…ひとつまみ〜ふたつまみ
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こしょう…適量
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オリーブオイル…大さじ3
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サラダ油…大さじ3
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サニーレタス、ベビーリーフ、きゅうり…各適量
※酢を2種類使うのがポイント。フルーティーなリンゴ酢と、コクのあるバルサミコ酢が味わいを引き立てます。
作り方(調理時間:約15分)
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カマンベールを焼く
アルミホイルにカマンベールを置き、蜂蜜をたっぷりかけます。オーブントースターや魚焼きグリルで中火にかけ、表面がふんわり柔らかくなって中からとろりと溶け出すまで加熱。 -
ドレッシングを作る
ボウルにマスタード、リンゴ酢、バルサミコ酢、塩、こしょう、オリーブオイル、サラダ油を入れてよく混ぜ合わせます。 -
野菜を準備する
サニーレタスとベビーリーフは食べやすくちぎり、きゅうりは皮を縞模様にむいて斜め切りに。 -
盛り付ける
野菜を器に盛り付け、焼いたカマンベールをのせてドレッシングをかければ完成です。
実際に作ってみた感想
焼きたてのカマンベールにナイフを入れると、外側の薄い皮の下からチーズがとろ〜り。そこに蜂蜜の甘さと、ドレッシングの爽やかな酸味が加わり、複雑で奥深い味わいに変化します。
温かいチーズが野菜に絡むので、サラダなのに満足感があり、まるでメインディッシュのよう。ワインとの相性も抜群で、「今日はちょっと贅沢したいな」という日にぴったりです。
焼きカマンベールのアレンジアイデア
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ナッツやドライフルーツをプラス → 香ばしさや甘酸っぱさが加わり、より華やかに。
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バゲットにのせてブルスケッタ風 → 前菜やおつまみに最適。
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生ハムやベーコンを添えて → 塩気が加わり、ボリュームアップ。
材料の代用アイデア
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カマンベール → ブリーチーズやカマンベール風チーズで代用可。
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リンゴ酢 → レモン汁や白ワインビネガーでもOK。
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バルサミコ酢 → 赤ワインビネガーで代用可能。
作り置き・保存のコツ
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焼きチーズは焼きたてがベスト。とろける食感は時間が経つと固まりやすいです。
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保存したい場合は、野菜とドレッシングを分けて保存。冷蔵で1日程度が目安。
カロリー・栄養面について
カマンベールと蜂蜜でやや高カロリーですが、その分カルシウムやタンパク質も豊富。野菜と組み合わせることで栄養バランスが整います。
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ヘルシーにしたい場合の工夫
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蜂蜜を控えめに
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オリーブオイルの量を減らす
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野菜をたっぷり追加する
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関連レシピを一緒に覚えておけば、食卓のバリエーションが広がります。
まとめ
焼きカマンベールは、普段の食べ方をちょっと変えるだけで驚くほど贅沢な味わいに。蜂蜜の甘み、酢の酸味、チーズのコクが重なって、忘れられない一皿になります。
「カマンベールはそのまま食べるもの」という固定観念を超えて、新しい楽しみ方にぜひ挑戦してみてください。おもてなしや記念日のディナーにもおすすめですよ。
FAQ
Q1. カマンベール以外でも作れる?
→ ブリーチーズや白カビタイプのチーズなら代用可能です。
Q2. 蜂蜜の代わりに何を使えばいい?
→ メープルシロップやアガベシロップがおすすめ。少し風味は変わりますが、自然な甘みが加わります。
Q3. 保存はできる?
→ 焼きたてが一番美味しいですが、残った場合は冷蔵で翌日までに食べ切りましょう。