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志麻さん流・本格ラタトゥイユの作り方|夏野菜の旨味をギュッと引き出すレシピ

夏にぴったりのラタトゥイユとは?

夏になると、どうしても食欲が落ちてしまったり、キッチンに長時間立つのが億劫になってしまいますよね。そんなときにおすすめなのが「ラタトゥイユ」。南フランス生まれのこの家庭料理は、トマトをベースにズッキーニやなすなどのカラフルな夏野菜をたっぷり使った煮込み料理で、冷やしても温かくしても美味しく食べられます。

今回は、テレビでも話題のタサン志麻さんが紹介していた“本格ラタトゥイユ”をご紹介。野菜とトマトソースを別々に調理するというちょっとしたひと工夫で、味に驚くほどの違いが生まれるんです。初心者さんでも挑戦しやすいように、優しく丁寧にご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね♪

材料(2〜3人分)|冷蔵庫にあるものでOK!

「全部そろえなきゃ」と気負わなくても大丈夫。冷蔵庫にあるお野菜で気軽に作れるのがラタトゥイユの魅力です。

  • 玉ねぎ:1個(中サイズ)
  • なす(小):2本
  • ズッキーニ:1本
  • パプリカ(赤・黄):各1/2個(なければ1色でもOK)
  • ピーマン:1〜2個
  • にんにく:1かけ(チューブでも可)
  • トマト缶:1缶(400g) ※トマト缶がない場合は完熟トマト3〜4個でもOK。その場合は湯むきして種を取り、煮詰めてから使うと水っぽくなりません。
  • ハーブ(タイム、ローリエ、ローズマリーなど):お好みで適量 ※ハーブなしでも調理可能ですが、香りが淡くなるため、ガーリックや黒こしょうをやや強めにするとバランスがとれます。
  • 塩・こしょう:各適量
  • オリーブオイル:たっぷり目に

手順1|玉ねぎとにんにくでコク深いソース作り

まずは香りの土台づくり。ここがラタトゥイユの味を決める重要なポイントです。

  1. 玉ねぎとにんにくを2cm角に切ります。玉ねぎは甘みが出やすくなるので、なるべく均等にカットしましょう。
  2. 鍋にオリーブオイルを入れて中火にかけ、玉ねぎとにんにくを投入。塩をひとつまみ加えて、焦げないように注意しながら弱火でじっくり7〜8分炒めます。玉ねぎが透明になるくらいが目安です。
  3. トマト缶を加え、トマト缶をすすぐ程度の水をプラスします。ここでハーブも加えましょう。香りが立ち、南仏風の味わいに♪
  4. 強火で一度沸騰させたら、弱火にしてじっくりコトコト煮込んでいきます。トマトの酸味がまろやかになってきたらOKです。

手順2|夏野菜は強火で炒めて水分オフ!

続いて野菜を炒めます。この工程があることで、べちゃっとしがちな仕上がりを防げます。

  1. なす、ズッキーニ、パプリカ、ピーマンを2cm角に切ります。色とりどりの野菜があると、見た目にも華やかになりますよ。
  2. フライパンに多めのオリーブオイルを熱し、野菜を入れて中火〜強火でしっかり炒めます。塩を少しずつ加えて炒めることで、野菜の旨味がぐっと引き立ちます。
  3. 野菜から出る水分をしっかり飛ばし、表面に焼き色がついたら完成。炒めすぎず、でもしっかりと水分を飛ばすのがコツです。

手順3|ソースと炒め野菜を合わせてじっくり煮込む

仕上げに、炒めた野菜とトマトソースをひとつの鍋で煮込みます。

  1. 野菜をトマトソースの鍋に加えて、全体をやさしく混ぜ合わせます。
  2. フタをして弱火で15〜20分ほど煮込みます。途中で一度フタを開け、水分の様子を確認。もし水っぽいようならフタを外して煮詰めてください。
  3. 時々底を混ぜることで、焦げつきを防げます。ソースと野菜がなじんでとろりと一体感が出てきたら完成間近です。

仕上げのひと手間で格上げ!お好みの味に調整

味見してみて、足りなければ塩とこしょうで整えましょう。

  • 最後にオリーブオイルをひとまわしかけると、香りとコクがアップ。
  • 温かいうちに食べるのももちろん美味しいですが、冷蔵庫でしっかり冷やしてから食べると、味がなじんでさらに美味しくなります。
  • 冷たいままでも美味しいので、作り置きにもぴったりです。

ラタトゥイユをもっと楽しむ!アレンジ5選

たくさん作ったラタトゥイユは、さまざまなお料理にアレンジ可能。毎日の食卓が楽しくなりますよ♪

  1. ハンバーグやステーキのソースに:たっぷりかけるだけで一気に洋食屋さんの味に!
  2. 冷製パスタの具材として:茹でたパスタと和えるだけで簡単ランチに早変わり。
  3. サンドイッチやバゲットの具に:パンに挟んでチーズをのせてトーストしても絶品!
  4. チーズと一緒にグラタン風ドリアに:ごはんの上にのせてチーズとホワイトソースで焼くだけ。
  5. 目玉焼きや温泉卵と合わせてカフェ風プレートに:ボリュームも満点です◎

保存のコツ|作り置き&冷凍もOK!

ラタトゥイユは作り置きにもぴったり。週末に多めに作っておくと、平日のごはん作りがとっても楽になりますよ。

  • 冷蔵保存:粗熱を取って密閉容器に入れ、3〜4日以内に食べ切ってください。
  • 冷凍保存:1食分ずつ小分けして冷凍すれば、約1ヶ月保存可能です。
  • 解凍方法:冷蔵庫に移して自然解凍、またはレンジ加熱・湯せんもOK。再加熱の際は焦げつきに注意してください。

よくある質問Q&A|ラタトゥイユの疑問を解消

Q:水っぽくなってしまいました…
A:野菜を炒めるときにしっかり水分を飛ばすのが大事。煮込み中にフタを開けて煮詰めるのも効果的です。

Q:野菜が全部そろっていません…
A:大丈夫!玉ねぎ+なす+ピーマンだけでも十分美味しくできます。冷蔵庫の余り野菜でも気軽に作れます。

Q:トマト缶がないときは?
A:完熟トマト3〜4個をざく切りにして代用可能です。ただし、水分が多いため、湯むき&種取りをしたあとにしっかり煮詰めてから使用すると、よりトマト缶に近づきます。

Q:どのハーブを使えばいい?
A:ローズマリー、タイム、ローリエなどがおすすめ。乾燥タイプでもOKです。香りが苦手な方は無理に入れなくても大丈夫ですが、代わりに黒こしょうやにんにくを少し強めにするとバランスが取れます。

まとめ|“炒めてから煮る”で本場の味に!

ラタトゥイユは、ただのトマト煮込みではありません。志麻さん流に、野菜とソースを別々にしっかり炒めてから煮込むことで、野菜の味が濃く、奥深い味わいになります。

冷やしても、温かくしても、食べるたびに野菜の美味しさを再発見できる一皿。たっぷり作って、さまざまなアレンジを楽しんでみてください。栄養たっぷりで体にもやさしいラタトゥイユで、夏のごはん時間をもっと楽しく♪