2024年2月10日に放送された「青空レストラン」で、ナインティナインの岡村隆史さんが特別ゲストとして出演。
愛媛県東温市にある株式会社キシモトが生み出した「まるとっと」という革新的な干物を紹介しました。
この干物は、伝統ある干物製造の技術と最新の加工技術が融合された製品で、山間部に位置する干物屋から購入することができます。
番組では、この干物を通販やお取り寄せで手に入れる方法も解説されました。
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「まるとっと」は、1966年の創業以来キシモトが守り続ける伝統的な製法に、高温・加圧・殺菌といった現代技術を取り入れて開発されました。
この干物の魅力は、その柔らかさにあり、骨まで美味しく食べられます。また、健康に良い成分を豊富に含んでおり、調理も簡単に行える点が特徴です。
「まるとっと」には、
・あじ(しお味、みりん味、バジル味、燻製しお味)
・ほっけ(しお味、みりん味)
・真さば(しお味、みりん味)
・さんま(しお味、みりん味)
・たい(しお味)
・にしん(しお味、みりん味)など、
様々な魚種と味付けのオプションがあります。
製造にあたっては、西日本で最も高い石鎚山の麓から湧き出る地下水を使用するなど、品質にこだわっています。
鮮度を最大限に保つため、漁港で獲れた魚は直ちに急速冷凍され、加工する直前まで解凍されません。
特製の調味液に漬け込んでから冷風乾燥機でじっくり乾燥させ、最終的には高温高圧殺菌処理を施すことで、カルシウム含有量を通常の干物の約40倍に増やしています。
プロジェクトは、愛媛県産業技術研究所、聖カタリナ大学、地域の高齢者施設との共同で進められ、魚を美味しく健康的に食べることを目的としています。
骨まで食べられることでカルシウム摂取を促進し、塩分摂取を抑えることができます。
調理はとても簡単で、無添加の「まるとっと」を電子レンジで1分または湯せんで5分加熱するだけです。
高温高圧殺菌設備を使って蒸気と圧力を加えることで骨を柔らかくし、長期保存を可能にしています。
この技術により、魚種や大きさ、味付けに応じた最適な条件を見つけ出し、製品品質を保証しています。
キシモトは地域社会への貢献にも力を入れており、地元の小学校で「まるとっと」を給食メニューとして提供するなど、地域に根差した活動を展開しています。
また、この製品は海外にも輸出され、日本の食文化を世界に広めています。
「まるとっと」は複数の賞を受賞し、NHK「あさイチ」やテレビ東京系「ガイアの夜明け」など、多数のメディアで取り上げられています。
塩分控えめでカルシウム豊富な「まるとっと」は、健康を意識する人々や忙しい日常を送る人々にとって、手軽に楽しめる美味しい魚の一品です。