厚揚げを買ったものの、「煮物や炒め物以外に何を作ろう?」と迷うことはありませんか?
そんなときに気になるのが、タサン志麻さんの「厚揚げとキャベツの豚巻き」です。
厚揚げをキャベツで包み、さらに豚バラ肉を巻いて焼き上げる、食べごたえのある一品。仕上げに、みりん・砂糖・しょうゆの甘辛いたれを絡めます。
一見すると巻くのが難しそうですが、キャベツはきっちり巻かなくても大丈夫。ポイントを押さえながら進めれば、初めて作る方にも手順が分かりやすいレシピです。
この記事では、志麻さんの「厚揚げとキャベツの豚巻き」の材料・作り方・上手に仕上げるポイント・アレンジ方法まで、分かりやすくご紹介します。
志麻さんの「厚揚げとキャベツの豚巻き」とは?
「厚揚げとキャベツの豚巻き」は、タサン志麻さんがNHK「きょうの料理」で紹介したレシピです。
NHKエデュケーショナル「みんなのきょうの料理」では、2025年3月5日の「タサン志麻の小さな台所 3月」のレシピとして掲載されています。
公式レシピでは3~4人分で、調理時間は25分。1人分のエネルギーは600kcal、塩分は2.1gです。
作り方の大きな特徴は、次のように二重に巻いて仕上げることです。
- 厚揚げをキャベツで包む
- その外側を豚バラ肉で巻く
- フライパンで焼き、甘辛いたれを絡める
小さな肉巻きをいくつも作るのではなく、大きく巻いて焼いてから食べやすい大きさに切り分けます。
厚揚げを使いながら、食卓のメインになるボリュームのあるおかずに仕上がるのが魅力です。
志麻さんの厚揚げとキャベツの豚巻きの材料
材料(3~4人分)
- キャベツ(外葉)……2~3枚(170g)
- 厚揚げ……2枚(350g)
- 豚バラ肉(薄切り)……400~500g
- サラダ油……大さじ1
- みりん……大さじ5
- 砂糖……大さじ2
- しょうゆ……大さじ3
味付けには、しょうゆ・砂糖・みりんを使います。特別な調味料を用意しなくても作れるのがうれしいですね。
豚バラ肉は大きさや厚みがそろったものを
公式レシピでは、豚バラ肉について、なるべく肉同士が同じくらいの大きさ・厚さのものを選ぶことがすすめられています。
何枚もの豚肉を少しずつ重ねながら使うので、購入するときに形や厚さもチェックしてみてください。
志麻さんの厚揚げとキャベツの豚巻きの作り方
ここからは、作り方を順番に見ていきましょう。
①キャベツと厚揚げを準備する
キャベツはサッと洗い、ラップで包みます。
600Wの電子レンジで3分間加熱しましょう。
加熱後はラップを外し、キャベツの水気を拭いて、太い軸の部分を切り落とします。
厚揚げは棒状に切っておきましょう。
電子レンジから取り出したキャベツは熱くなっている場合があるので、やけどに注意してくださいね。
②厚揚げをキャベツで包む
水気を拭いたキャベツを、まな板の上に少しずつ重ねながら広げます。
その上に棒状に切った厚揚げを、約25cmの長さ・約5cm幅になるように並べます。
キャベツの両端と手前を折り、奥へクルッと転がすようにして厚揚げを包みましょう。
ここでキャベツをきっちり巻こうとしなくても大丈夫です。
公式レシピでも、このあとさらに豚肉で巻くため、キャベツは厚揚げをざっくり包めばよいとされています。
最初から完璧な形を目指さず、まずは厚揚げをまとめる感覚で進めてみてください。
③豚バラ肉でしっかり巻く
まな板の上に豚バラ肉を1枚、縦長に置きます。
残りの豚肉も、少しずつ重なるように横へ並べていきましょう。
キャベツで包んだ厚揚げを豚肉のやや手前に横長に置き、手前の豚肉を折りたたんで包みます。
そのまま奥へ転がすように巻き、両端の豚肉も折り込んで手で押さえます。
公式レシピでは、豚肉を手で押さえながらしっかり巻きつけ、なるべく脂身の多い部分を内側にするのがポイントとして紹介されています。
④フライパンで全面を焼く
直径26cm程度のフライパンに、サラダ油大さじ1をひきます。
豚巻きの巻き終わりを下にしてフライパンに置き、中火にかけましょう。
ここで大切なのが、すぐに動かさないこと。
公式レシピでは、この料理は火が通りにくく崩れやすいため、焼き色がつくまでは動かさず、じっくり焼くことがポイントとして紹介されています。
最初の面に焼き色がついたら、ときどき転がしながら全面を焼いていきます。
⑤甘辛だれを煮絡める
豚肉に火が通ったら、次の調味料を加えます。
- みりん……大さじ5
- 砂糖……大さじ2
強めの中火で煮詰め、砂糖が溶けたらしょうゆ大さじ3を加えます。
スプーンなどでフライパンのたれをすくい、豚巻きの表面にかけながらさらに煮詰めましょう。
たれにとろみがついたら取り出し、食べやすい大きさに切ります。
器に盛り、フライパンに残ったたれをかければ完成です。
厚揚げとキャベツの豚巻きを上手に作る4つのポイント
大きな肉巻きなので、「焼いている途中で崩れないかな?」と心配になる方もいるかもしれません。
公式レシピのポイントを整理すると、次の4つを意識すると作りやすくなります。
1.キャベツの水気を拭いておく
電子レンジでキャベツを加熱したら、公式レシピの手順どおり、表面の水気を拭いてから使いましょう。
そのあと太い軸を切り落として、厚揚げを包みます。
2.キャベツはざっくり包めばOK
厚揚げを包む段階では、キャベツをきっちり巻く必要はありません。
このあと豚肉でもう一度巻くため、まずは厚揚げを包める程度にまとめればOKです。
3.豚肉は手で押さえながら巻く
豚肉は少しずつ重ねて並べ、キャベツで包んだ厚揚げにしっかり巻きつけます。
巻き終わったら両端も折り込み、手で押さえて形を整えましょう。
4.焼き色がつくまでは動かさない
焼き始めは巻き終わりを下にします。
焼き色がつく前に何度も転がすと崩れやすいため、まずはじっくり焼きましょう。
形が安定してから向きを変え、全面に焼き色をつけていきます。
豚肉は中心までしっかり加熱しよう
今回の料理は豚バラ肉を大きく巻いて作るため、火の通り具合にも注意したいところです。
表面に焼き色がついていても、それだけで中心まで十分に加熱できているとは限りません。
厚生労働省では、食肉による食中毒を防ぐため、肉の表面だけではなく中心部まで十分に加熱することを呼びかけています。
加熱の目安は、中心部75℃で1分間以上です。
厚みのある料理なので、表面の焼き色だけで判断せず、中心までしっかり火を通してから味付けへ進みましょう。
キャベツや厚揚げは別の食材でもアレンジできる
「作ってみたいけれど、キャベツがない」というときは、材料を替えてアレンジする方法もあります。
志麻さんの公式レシピでは、キャベツの代わりとして次の食材が紹介されています。
- レタス
- ほうれん草
さらに、厚揚げの代わりには次の食材を使うアレンジも紹介されています。
- ゆで卵
- はんぺん
中に包む食材を替えれば、同じ作り方でも違った組み合わせを楽しめそうですね。
志麻さんの厚揚げとキャベツの豚巻きQ&A
厚揚げは油抜きする?
志麻さんの公式レシピでは、厚揚げを油抜きする工程は記載されていません。
そのまま棒状に切って使う手順になっています。
公式レシピに沿って作る場合は、記載されている手順どおりに進めればよいでしょう。
キャベツはきれいに巻かないとダメ?
公式レシピでは、キャベツはきっちり巻かず、厚揚げをざっくり包めばよいとされています。
このあとさらに豚バラ肉で巻くので、キャベツだけで完璧な形に整えようとしなくても大丈夫です。
豚肉を崩れにくく巻くポイントは?
公式レシピの手順では、次のポイントがあります。
- 豚肉同士を少しずつ重ねて並べる
- 手で押さえながらしっかり巻く
- 両端の豚肉を折って押さえる
- 巻き終わりを下にして焼き始める
- 焼き色がつくまでは動かさずじっくり焼く
特に焼き始めに何度も動かさないことがポイントです。
厚揚げとキャベツの豚巻きは作り置きできる?
NHKの公式レシピでは、この料理について「冷蔵で何日保存できる」といった具体的な保存日数は記載されていません。
そのため、根拠のない日数を決めず、食べきれる量を作るのがおすすめです。
食べきれず残った場合はどうする?
厚生労働省では、残った食品について、早く冷えるよう浅い容器などに小分けして保存し、室温に長時間放置しないよう案内しています。
温め直す場合も十分に加熱し、75℃以上が目安とされています。
時間が経ちすぎたものや、少しでも状態がおかしいと感じるものは食べないようにしましょう。
志麻さんの厚揚げとキャベツの豚巻きはこんな日におすすめ
「厚揚げをいつもと違う料理に使いたい」
「家族で食べられるボリュームのある主菜を作りたい」
「キャベツと豚肉を使った、ご飯に合わせやすいおかずを探している」
そんな日に候補にしたいレシピです。
しょうゆ・砂糖・みりんというおなじみの調味料で仕上げられるので、普段の献立にも取り入れやすいですね。
まとめ|志麻さん流なら厚揚げがボリュームおかずに
タサン志麻さんの「厚揚げとキャベツの豚巻き」は、厚揚げをキャベツで包み、さらに豚バラ肉で巻いて甘辛く仕上げる一品です。
ポイントは、キャベツをきっちり巻きすぎず、最後に豚肉でしっかり包むこと。
焼くときは巻き終わりを下にし、焼き色がつくまではあまり動かさずじっくり加熱します。
キャベツをレタスやほうれん草に、厚揚げをゆで卵やはんぺんに替えるアレンジも公式レシピで紹介されています。
いつもの厚揚げ料理とは少し違う、食べごたえのあるメインおかずを作りたい日にチェックしてみてくださいね。
