塩さばは、焼くだけでもおいしい便利な食材です。
忙しい日の夕食にも使いやすく、冷凍庫に常備している方も多いのではないでしょうか。
でも、何度も食卓に出していると、
- また塩焼きになってしまう
- 味噌煮以外の食べ方を知りたい
- 少しおしゃれな魚料理にしたい
と感じることもありますよね。
そんなときに試してみたいのが、日本テレビ系『沸騰ワード10』で紹介された、タサン志麻さんの「マクロオーヴァンブラン」です。
名前だけ聞くと、少し難しそうに感じるかもしれません。
でも、簡単にいうと、さばを白ワインや酢、香味野菜と一緒に煮るフランス風の魚料理です。
塩さば、玉ねぎ、にんじん、白ワイン、リンゴ酢などを使い、フライパンで作れるのがうれしいところ。
焼きさばとは違う、さっぱり上品な味わいに仕上がるので、塩さばのマンネリ解消にもぴったりです。
この記事では、マクロオーヴァンブランの意味や材料、作り方、失敗しないコツ、代用食材、保存の注意点まで、初心者の方にも分かりやすく紹介します。
結論|マクロオーヴァンブランは塩さばで作れる白ワイン煮
マクロオーヴァンブランは、さばを白ワインや酢、香味野菜と一緒に煮る料理です。
日本テレビ公式では、「マクロ」はさば、「ヴァンブラン」は白ワインと紹介されています。
タサン志麻さんのレシピでは、塩さばに玉ねぎやにんじんを合わせ、白ワインやリンゴ酢、タイム、ローリエで香りよく仕上げます。
ポイントは、煮たあとに冷蔵庫で冷やすことです。
冷やすことで味がなじみ、暑い日にも食べやすい、さっぱりとした魚料理になります。
「フランス料理」と聞くとハードルが高く感じますが、材料も作り方も意外とシンプル。
塩さばを焼くだけになりがちな方にとって、覚えておくと便利なアレンジレシピです。
マクロオーヴァンブランとは?フランスの家庭料理として知られるさば料理
マクロオーヴァンブランは、さばを白ワインや酢で煮る料理です。
NHK「みんなのきょうの料理」でも、タサン志麻さんの「さばとレモンの白ワイン煮」が、フランスでは「マクロオーヴァンブラン」という定番の家庭料理として紹介されています。
白ワインや酢を使うことで、さばの脂をさっぱり感じやすくなり、青魚が苦手な方でも食べやすい味わいに近づきます。
さらに、タイムやローリエなどのハーブを加えることで、いつもの塩さばがぐっと洋風の雰囲気になります。
焼き魚とは違い、しっとりした食感と爽やかな香りを楽しめるのが魅力です。
焼きさばとの違い
焼きさばは、皮の香ばしさと脂のうま味が楽しめる、ご飯に合う定番おかずです。
一方で、マクロオーヴァンブランは白ワインや酢を使うため、後味が軽やかです。
冷やして食べると前菜のような雰囲気になり、パンや白ワインにも合わせやすくなります。
同じ塩さばでも、調理方法を変えるだけで印象が大きく変わります。
「今日はいつもの焼き魚ではなく、少し気分を変えたい」
そんな日にぴったりの一品です。
沸騰ワードで紹介されたタサン志麻さん流レシピの特徴
タサン志麻さんのマクロオーヴァンブランは、家庭でも作りやすいところが魅力です。
使う主な材料は、塩さば、にんじん、玉ねぎ、白ワイン、リンゴ酢、タイム、ローリエ。
特別な調理器具は必要なく、フライパンで作れます。
魚料理は、
- 下処理が面倒
- においが気になる
- 家族が食べてくれるか心配
と感じる方も多いですよね。
このレシピは、白ワインやリンゴ酢、ハーブを使うことで、さばをさっぱり食べやすく仕上げるのが特徴です。
また、冷やして食べる料理なので、暑い季節の作り置きおかずとしても使いやすいです。
夕食用に早めに作って冷蔵庫で冷やしておけば、食べる前に盛り付けるだけで一品になります。
材料|塩さば・白ワイン・リンゴ酢で作れる
塩さば2切れ分を目安に、材料を紹介します。
- 塩さば 2切れ
- にんじん 2/3本
- 玉ねぎ 1/2個
- 白ワイン 200mlほど
- リンゴ酢 ひと回し
- タイム 適量
- ローリエ 1枚
- 塩 適量
- こしょう 適量
タイムは生のものがあれば香りがよく出ますが、手に入りにくい場合はドライタイプでも使えます。
ローリエは1枚入れるだけでも、ぐっと洋風の香りになります。
白ワインは高価なものを用意する必要はありません。
料理用の白ワインでも作れます。
ただし、甘口よりも辛口の方が、さばや酢の酸味と合わせやすいです。
塩さばを使うときの注意点
塩さばは、商品によって塩分の強さが違います。
そのため、最初から塩をたくさん加えると、仕上がりがしょっぱくなることがあります。
塩は控えめにして、煮ている途中や最後に味を見ながら調整しましょう。
特に冷やして食べる料理は、温かいときより味がはっきり感じられることがあります。
「少し薄いかな?」くらいで様子を見て、最後に整えると失敗しにくいです。
無塩のさばを使う場合は、あらかじめ塩をふって下味をつけると味がぼやけにくくなります。
骨が気になる方や、子どもにも食べやすくしたい場合は、骨取りさばを使うと安心です。
白ワインやリンゴ酢がないときは?
本来の風味に近づけたいなら、白ワインを使うのがおすすめです。
白ワインを使うことで、さばのうま味と酸味が合わさり、洋風のさっぱりした味に仕上がります。
リンゴ酢がない場合は、白ワインビネガーも候補になります。
また、NHKの関連レシピでは、穀物酢を使う場合は砂糖を少し加える方法も紹介されています。
ただし、酢の種類を変えると酸味や香りも変わります。
完全に同じ味になるわけではないため、代用する場合は少量ずつ加え、味を見ながら調整すると安心です。
作り方|フライパンで煮て冷やすだけ
ここからは、初心者の方にも分かりやすいように、手順を順番に紹介します。
1. 塩さばを食べやすい大きさに切る
塩さばは、1切れを3等分ほどに切ります。
フライパンに並べるときは、できるだけ重ならないように置くのがポイントです。
重なっている部分が多いと、火の入り方に差が出やすくなります。
生のさばを使う場合は、塩をふって少し置き、出てきた水分をキッチンペーパーでふき取ると、くさみ対策になります。
2. にんじんと玉ねぎを薄切りにする
にんじんは、薄めの輪切りにします。
玉ねぎも輪切りにすると、見た目がきれいで、仕上がりも華やかになります。
野菜が厚すぎると火が通りにくくなるため、薄めを意識すると作りやすいです。
にんじんの食感を少し残したい場合も、厚くしすぎない方が味がなじみやすくなります。
3. 白ワイン・リンゴ酢・ハーブを加える
フライパンに塩さばを並べたら、その上ににんじんと玉ねぎをのせます。
白ワイン、リンゴ酢、タイム、ローリエを加えます。
塩さばを使う場合は、すでに塩味がついているため、塩は少なめから始めましょう。
ハーブは入れすぎると香りが強くなりすぎることがあります。
最初は控えめでも大丈夫です。
4. ふたをして蒸し煮にする
フライパンにふたをして火にかけます。
最初は中火〜強火で加熱し、煮立ってきたら弱火にします。
そのまま、さばに火が通るまで煮ます。
途中で煮汁の味を見て、足りなければ塩・こしょうで整えましょう。
強火のまま煮続けると、煮汁が減りすぎたり、さばが崩れやすくなったりすることがあります。
煮立ったあとは、火を弱めてやさしく火を入れるのがコツです。
5. 粗熱を取って冷蔵庫で冷やす
さばに火が通ったら、火を止めます。
すぐに冷蔵庫へ入れるのではなく、まずは粗熱を取ります。
その後、保存容器やお皿に移して冷蔵庫で冷やします。
冷やすことで、白ワインや酢の酸味、ハーブの香りが全体になじみます。
温かい煮魚とは違い、冷たい前菜のようなさっぱりした一品になります。
失敗しないコツ|塩加減・火加減・野菜の厚さが大切
マクロオーヴァンブランはシンプルな料理ですが、少しのコツで仕上がりが変わります。
塩は最後に調整する
いちばん気をつけたいのは塩加減です。
塩さばにはもともと塩味があります。
そのため、最初に塩を入れすぎると、冷やしたときに味が濃く感じることがあります。
まずは控えめにして、最後に味を見て整えると失敗しにくいです。
野菜は薄めに切る
にんじんや玉ねぎは、薄めに切ると火が通りやすく、味もなじみやすくなります。
特ににんじんは厚く切ると、さばに火が通ってもまだかたいことがあります。
見た目をきれいにしたい場合は輪切りにし、食べやすさを優先するなら半月切りでも大丈夫です。
煮立ったら弱火にする
白ワインや酢を入れて加熱すると、最初はしっかり煮立たせたくなりますが、煮立ったあとは弱火にします。
弱火でふたをして蒸し煮にすると、さばがしっとり仕上がりやすくなります。
煮汁が少なくなりすぎていないか、途中で様子を見ると安心です。
どんな味?焼きさばとは違うさっぱりフレンチ風
マクロオーヴァンブランは、焼きさばのような香ばしさではなく、しっとりとした食感を楽しむ料理です。
白ワインとリンゴ酢の酸味が入ることで、さばの脂が重く感じにくくなります。
タイムやローリエの香りも加わるため、普段の塩さばとは違う、洋風の上品な印象に。
にんじんや玉ねぎにも、さばのうま味と煮汁の風味がしみ込みます。
冷やして食べると、味がきゅっと引き締まり、暑い日でも食べやすい一品になります。
ご飯にも合いますが、パンや白ワインと合わせると、よりビストロ風の雰囲気を楽しめます。
合う献立・付け合わせ
マクロオーヴァンブランは、合わせる主食や副菜によって、普段のおかずにも、おもてなし風にもなります。
パンと合わせる
いちばん洋風に楽しみたいなら、バゲットやカンパーニュがおすすめです。
煮汁にさばのうま味が出るので、パンにつけながら食べると満足感があります。
軽めのランチや、ワインに合わせたい日の一皿にもぴったりです。
ご飯と合わせる
塩さばを使っているので、白ご飯にも合います。
その場合は、副菜をさっぱりしたものにするとバランスが取りやすくなります。
たとえば、グリーンサラダ、冷やしトマト、ゆでじゃがいも、きゅうりの浅漬けなどがおすすめです。
和食の献立に少し洋風のおかずを足したい日にも使いやすいです。
おつまみにする
おつまみとして食べるなら、食べる直前にレモンを少し絞ると、さらに爽やかになります。
仕上げにオリーブオイルを少しかけると、コクが加わっておしゃれな印象に。
冷やして出せるので、先に作っておけるのも便利です。
保存方法と作り置きの注意点
マクロオーヴァンブランは冷やして食べる料理なので、作り置きにも向いています。
ただし、魚料理なので保存には注意が必要です。
粗熱を取ってから、清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。
常温で長く置くのは避けてください。
厚生労働省の食中毒予防情報でも、冷蔵が必要な食品はすぐ冷蔵庫へ入れること、冷蔵庫は10℃以下を目安にすること、肉や魚は容器などに入れて保存することが案内されています。
食べる前には、においや見た目に違和感がないか確認し、早めに食べ切るようにしましょう。
具体的な日持ちは、保存環境や季節によって変わります。
心配な場合は、作った翌日までを目安にするなど、無理なく食べ切れる量で作ると安心です。
アレンジするなら?レモン・オリーブオイル・ハーブがおすすめ
基本のままでもおいしく食べられますが、少しアレンジすると味の変化も楽しめます。
レモンを添える
食べる直前にレモンを絞ると、酸味が加わってより爽やかになります。
さばの脂が気になる方にも食べやすくなります。
見た目も明るくなるので、お皿に添えるだけでも華やかです。
オリーブオイルをかける
仕上げにオリーブオイルを少し回しかけると、香りとコクが加わります。
冷製のおかずとして出すときにも相性がよく、ビストロ風の雰囲気が出ます。
かけすぎると重たくなるので、少量で十分です。
ハーブを変える
タイムがない場合は、ローリエだけでも香りの印象が変わります。
ドライハーブを使う場合は、生のハーブより香りが強く感じられることがあるため、少量から試すのがおすすめです。
ハーブを入れすぎると、食べ慣れない方には香りが強く感じられることもあります。
家族で食べる場合は、控えめにすると食べやすいです。
よくある質問
マクロオーヴァンブランは塩さばでも作れますか?
はい、塩さばでも作れます。
ただし、塩さばにはもともと塩味があるため、塩を足すときは控えめにしましょう。
最後に味を見て調整すると、しょっぱくなりにくいです。
白ワインなしでも作れますか?
本来の風味に近づけたい場合は、白ワインを使うのがおすすめです。
白ワインを使うことで、さばのうま味と酸味が合わさり、洋風の味わいになります。
代用する場合は、仕上がりの香りや味が変わることを前提に、少量ずつ調整すると安心です。
リンゴ酢がない場合はどうすればいいですか?
リンゴ酢がない場合は、白ワインビネガーが候補になります。
穀物酢を使う場合は、酸味が強く出やすいことがあります。
その場合は、少なめに入れて味を見ながら調整しましょう。
酸味が強く感じるときは、砂糖を少し加える方法もあります。
冷たいまま食べる料理ですか?
マクロオーヴァンブランは、冷やして食べると味がなじみ、前菜のように楽しめます。
温かい煮魚とは違う、さっぱりしたおいしさがあります。
暑い日や、さっぱりした魚料理を食べたい日に向いています。
子どもも食べられますか?
白ワインを使う料理のため、小さなお子さんやアルコールを避けたい方に出す場合は注意が必要です。
加熱してもアルコールが完全に残らないとは言い切れないため、気になる場合は大人向けの一品として楽しむと安心です。
子ども用に取り分けたい場合は、白ワインを使わない別レシピにするなど、家庭で無理なく判断してください。
骨が気になる場合は、骨取りさばを使うと食べやすくなります。
作り置きできますか?
冷蔵保存はできますが、魚料理なので早めに食べ切ることが大切です。
清潔な保存容器に入れ、常温放置は避けましょう。
食べる前に、においや見た目を確認することも忘れないようにしてください。
まとめ|塩さばのマンネリ解消にぴったりの簡単フレンチ
タサン志麻さんの「マクロオーヴァンブラン」は、塩さばを白ワインやリンゴ酢、香味野菜と一緒に煮る、さっぱりした洋風の魚料理です。
名前だけ見ると難しそうですが、作り方はとてもシンプル。
フライパンで煮て、冷蔵庫で冷やすだけで、いつもの塩さばが少し特別な一皿に変わります。
焼きさばや味噌煮に飽きたとき、魚料理のレパートリーを増やしたいときにもぴったりです。
白ワインやハーブの香りを楽しみながら、いつもの食卓に少しだけフレンチ気分を取り入れてみてください。
