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北九州のソウルフード「ぬか炊き」の作り方│秘密のケンミンSHOW極

2024年3月7日、日本テレビの秘密のケンミンSHOW極で北九州市が誇る地元料理「ぬか炊き」が紹介されました。

この料理は、お魚やお肉を、漬け物作りに欠かせないぬかで煮込むことで、絶妙な味わいを生み出します。

ご飯のお供や、一杯のお酒と共に楽しむのに最適で、魚特有の臭みが苦手な方でも安心して味わえます。

ぬか炊きは、山椒などのスパイスと、発酵したぬかの酸味がマッチし、絶妙な美味しさを実現します。

さあ、北九州の味覚をご自宅でお楽しみいただくためのレシピをご紹介します。

北九州のソウルフード「ぬか炊き」の作り方

材料

・サバ … 2匹
調味料 A
・砂糖 … 75g
・みりん … 100cc
・酒 … 100cc
・しょうゆ … 100cc
・水 … 900cc

・ぬか床 … 150g

※調味料は、みりん、酒、しょうゆを同じ量で使い、水はそれらの3倍です。砂糖はお好みで量を加減してください。

作り方】(所要時間:約80分)

1. サバを3〜4等分に切り分け、血合いを取り除いてください。

2. 調味料Aと水を大きな鍋に入れて強火で沸騰させます。

3. 魚が重ならないように鍋に入れ、再度沸騰したら中火にして、水分が1/3になるまで約1時間煮込みます。

4. 魚の間にぬか床を加え、均等になじむように鍋を優しく回しながら混ぜ合わせます。魚が崩れないよう気をつけてください。
※ ぬか床を加えと焦げやすくなるので注意

5. 味を見て、ぬか床の量を調整します。ちょうど良くなったら、沸騰直前で火を止めます。
※ ぬか床を加えてからは煮込みすぎない

6. 表面に照りが出て、美味しそうに見えたら完成です。

この料理は、冷蔵庫で10日から2週間保存可能です。週末に作り置きしておけば、忙しい平日の夜も楽に乗り切れますし、子供たちも喜んで食べてくれるでしょう。

ぬか炊きは個々の好みや食材の状態に応じて調整が必要な場合があります。このレシピを基にして、お料理のバリエーションを広げてみてください。

北九州の伝統料理であるぬか炊きは、家庭で作る場合、通常1時間ほど煮込みます。

しかし、北九州の「台所」とも呼ばれる旦過市場では、8時間以上かけて丁寧に煮込んだ、骨まで柔らかいぬか炊きを購入することができます。

自宅でぬか炊きを試してみたいけれど、ぬか床を準備するのが面倒に感じる方もいるかもしれません。

そんな時は、水を加えるだけで簡単に始められるキットもありますので、ぜひ試してみてください。

[丸ふじ] 北九州名物 ぬか炊きソース

まとめ

ぬか床は、冷蔵保存はもちろん、冷凍保存も可能ですから、手軽に挑戦できます。

休みの日に多めに作っておけば、忙しい平日の夜も手軽に美味しい食事が楽しめます。

ぬか炊きは冷蔵庫で10日から2週間保存が可能で、食べる直前に電子レンジで約20秒加熱するだけで、美味しくいただけます。

ただし、加熱しすぎると食材が崩れることがあるので注意が必要です。