「酢豚が食べたいけれど、野菜を切ったり、お肉を揚げたりするのはちょっと大変……」
そんな日に作りやすいのが、タサン志麻さんの「あんかけ酢豚」です。
NHK『きょうの料理』で紹介されたレシピで、市販のカット野菜と豚こま切れ肉を使って手軽に作れるのが魅力。
一般的な酢豚のように豚肉をたっぷりの油で揚げる必要がなく、フライパンで焼いて仕上げます。
公式レシピの調理時間は10分。
「今日はできるだけ料理に時間をかけたくない」
「冷蔵庫に豚こま肉がある」
「肉も野菜も食べられるおかずが欲しい」
そんなときにも取り入れやすい一品です。
この記事では、志麻さんのあんかけ酢豚の材料や作り方をはじめ、失敗しにくくするポイントや、カット野菜・豚こま肉がないときの代用についても、初心者の方にもわかりやすくご紹介します。
志麻さんのあんかけ酢豚は10分で作れる簡単レシピ
酢豚というと、
- 豚肉を揚げる
- にんじんや玉ねぎ、ピーマンを切る
- 甘酢あんを作る
など、少し手間のかかる料理というイメージがありますよね。
でも、志麻さんのあんかけ酢豚はとてもシンプルです。
市販のカット野菜を使い、豚こま切れ肉をフライパンで焼いて、最後に甘酢あんと合わせます。
NHKエデュケーショナル「みんなのきょうの料理」でも、調理時間は10分と紹介されています。
簡単に作れる3つの理由
志麻さんのあんかけ酢豚が作りやすい理由は、主に次の3つです。
- カット野菜を使うので、野菜を切る手間を減らせる
- 豚こま切れ肉を使うので、下ごしらえが簡単
- 豚肉を揚げず、フライパンで焼いて仕上げる
特にうれしいのが、揚げ油を用意しなくてよいこと。
油の後処理も必要ないので、「酢豚は好きだけれど、家で揚げ物をするのは大変」という方にも挑戦しやすいレシピです。
志麻さんのあんかけ酢豚の材料【公式3~4人分・2人分の目安】
NHK公式レシピは3~4人分です。
ここでは、公式の分量とあわせて、2人で作りたい場合の半量の目安も掲載します。
※2人分はNHK公式レシピの分量を半量にした目安です。公式掲載の分量ではありません。
材料
| 材料 | 2人分の目安 | 公式3~4人分 |
|---|---|---|
| カット野菜 | 150g | 300g |
| 豚こま切れ肉 | 200g | 400g |
| サラダ油 | 大さじ1 | 大さじ2 |
| 肉にまぶす片栗粉 | 大さじ1 | 大さじ2 |
| 塩 | 適量 | 適量 |
| 粗びき黒こしょう | 適量 | 適量 |
公式レシピでは、キャベツ・にんじん・玉ねぎ・ピーマンが入ったカット野菜が使われています。
甘酢あんの材料
| 調味料 | 2人分の目安 | 公式3~4人分 |
|---|---|---|
| 酢 | 大さじ1 | 大さじ2 |
| トマトケチャップ | 大さじ1 | 大さじ2 |
| 水 | 大さじ1 | 大さじ2 |
| しょうゆ | 大さじ1/2 | 大さじ1 |
| 砂糖 | 大さじ1/2 | 大さじ1 |
| 片栗粉 | 大さじ1/2 | 大さじ1 |
特別な中華調味料を用意しなくても、家庭にあることの多い調味料で作れるのもうれしいポイントです。
志麻さんのあんかけ酢豚の作り方
それでは、作り方を順番に見ていきましょう。
工程そのものはシンプルなので、酢豚を初めて作る方でも挑戦しやすいですよ。
①カット野菜をサッと炒める
フライパンにサラダ油の半量を入れ、中火で熱します。
カット野菜を加えたら、サッと炒めて、いったんざるに上げます。
ここで野菜を炒めすぎないことがポイントです。
最後にもう一度豚肉と合わせるので、この段階では短時間で仕上げましょう。
②豚肉に片栗粉をまぶす
豚こま切れ肉が大きい場合は、食べやすい大きさにします。
塩と粗びき黒こしょうを振り、片栗粉を全体にまぶします。
包丁を使いたくない場合は、大きな豚肉だけキッチンばさみで切ると、まな板を使わずに済みます。
③豚肉を広げて焼く
野菜を炒めたフライパンに残りのサラダ油を加え、強火で熱します。
豚肉をできるだけ重ならないように広げて入れ、両面を焼きます。
焼き色がついたら、フライパンに出た余分な油をキッチンペーパーなどで拭き取ります。
豚肉は中心部まで十分に加熱してください。
④甘酢あんを加える
酢、トマトケチャップ、水、しょうゆ、砂糖、片栗粉をあらかじめ混ぜ合わせておきます。
豚肉が焼けたら、合わせておいた甘酢あんを加えて全体に絡めます。
片栗粉は時間がたつと底に沈みやすいため、フライパンに入れる直前にもう一度よく混ぜておくと扱いやすくなります。
⑤野菜を戻してサッと仕上げる
甘酢あんが豚肉に絡んだら、最初に炒めておいた野菜を戻します。
全体をサッと混ぜ合わせたら火を止めて完成です。
野菜を戻したあとに長く加熱しすぎず、あんが全体に絡んだところで仕上げましょう。
おいしく作るポイントは野菜と豚肉を別々に炒めること
このレシピで特に覚えておきたいのが、野菜と豚肉を最初から一緒に炒めないことです。
まず野菜だけをサッと炒めて取り出し、そのあと豚肉を焼きます。
豚肉に甘酢あんを絡めてから、最後に野菜を戻す流れです。
野菜を先に取り出しておけば、豚肉を焼いている間に野菜へ火が入り続けるのを防ぎやすくなります。
公式レシピでも、カット野菜は「サッと」炒めることがポイントとして紹介されています。
志麻さんのあんかけ酢豚を失敗なく作る5つのコツ
1.野菜は炒めすぎない
野菜は最初からしっかり火を通そうとせず、サッと炒めたらいったん取り出します。
最後にもう一度豚肉と合わせるので、炒めすぎないことを意識しましょう。
2.豚肉は重ならないように広げる
豚肉をフライパンに入れたら、なるべく重ならないように広げます。
フライパンの面を広く使って焼くと、両面を焼きやすくなります。
3.余分な油を拭き取る
豚肉を焼くと、肉の種類によっては脂が多く出ることがあります。
公式レシピでも、焼き色がついたあとに余分な油を拭き取ってから甘酢あんを加える手順になっています。
4.甘酢あんは入れる直前に混ぜ直す
甘酢あんには片栗粉が入っています。
混ぜてから時間がたつと片栗粉が底に沈むため、フライパンへ加える直前にもう一度よく混ぜましょう。
5.野菜を戻したら加熱しすぎない
最後に野菜を戻したら、全体をサッと混ぜ合わせて火を止めます。
長く炒め続けるより、甘酢あんが全体に絡んだところで仕上げるのがポイントです。
甘酢あんがダマにならないようにするコツ
「あんを作ったら、片栗粉が固まってダマになってしまった……」
そんな失敗を防ぐには、片栗粉の扱い方に注意しましょう。
片栗粉を水分と混ぜた状態で置いておくと、時間とともに底へ沈んでいきます。
そのため、
- 甘酢あんは加える直前にもう一度混ぜる
- 器の底からしっかり混ぜ直す
- フライパンに加えたら手早く全体を混ぜる
という点を意識すると扱いやすくなります。
料理初心者の方は、甘酢あんを先に合わせておき、フライパンへ加える直前にもう一度混ぜる流れを覚えておくと安心です。
志麻さんの甘酢あんは覚えやすい分量
志麻さんのあんかけ酢豚は、甘酢あんの配合も覚えやすいのが特徴です。
2人分の目安なら、
- 酢……大さじ1
- トマトケチャップ……大さじ1
- 水……大さじ1
と、まず「1・1・1」。
そこへ、
- しょうゆ……大さじ1/2
- 砂糖……大さじ1/2
- 片栗粉……大さじ1/2
を加えます。
「酢・ケチャップ・水は同量、しょうゆ・砂糖・片栗粉はその半量」と覚えておくとわかりやすいですね。
※2人分は公式3~4人分を半量にした目安です。
カット野菜がないときは家にある野菜でも作れる?
「カット野菜を買っていないけれど作れる?」
という場合は、公式レシピで使われている野菜を自分で用意する方法もあります。
公式レシピで使われている野菜
- キャベツ
- にんじん
- 玉ねぎ
- ピーマン
この4種類が入ったカット野菜が公式レシピで使われています。
家に同じ野菜があれば、自分で食べやすく切って使うこともできます。
にんじんは火の通りやすさを意識
自分で野菜を用意する場合は、それぞれの野菜で火の通りやすさが違う点に注意しましょう。
特ににんじんは、キャベツやピーマンより火が通るまで時間がかかりやすいため、薄めに切るなど短時間で加熱しやすい大きさにすると使いやすくなります。
できるだけ時短したい日は、市販の炒め物用カット野菜を使うとさらに手軽です。
豚こま肉がないときは?豚バラ肉・鶏もも肉でもOK
冷蔵庫に豚こま切れ肉がない場合でも、代用できます。
NHK公式レシピでは、豚こま切れ肉のほかに、食べやすく切った豚バラ肉や鶏もも肉でもよいとされています。
豚バラ肉で作る場合
豚バラ肉を使う場合も、食べやすい大きさに切って調理します。
脂が多く出た場合は、公式レシピの手順と同じように、甘酢あんを加える前に余分な油を拭き取りましょう。
鶏もも肉で作る場合
鶏もも肉を使う場合も、食べやすい大きさに切って使います。
鶏肉も中心部まで十分に加熱してから甘酢あんを絡めてください。
豚こま肉がない日でも、冷蔵庫にあるお肉に合わせて作れるのはうれしいですね。
志麻さんのあんかけ酢豚はこんな人におすすめ
志麻さんのあんかけ酢豚は、特にこんな方におすすめです。
- 酢豚は好きだけれど揚げ物はしたくない
- 忙しい日の夕食を短時間で作りたい
- カット野菜を上手に活用したい
- 豚こま肉のレパートリーを増やしたい
- 肉と野菜を一緒に食べられるおかずが欲しい
- できるだけ調理の手間を減らしたい
- 初心者でも挑戦しやすいメイン料理を探している
公式では、まろやかな甘めの味付けでご飯が進むレシピとして紹介されています。
「今日のおかず、何にしよう?」と迷ったときの候補にも入れやすい一品です。
志麻さんのあんかけ酢豚についてよくある質問
本当に10分で作れる?
NHKエデュケーショナルの公式レシピでは、調理時間10分とされています。
ただし、自分で野菜を切る場合や料理に慣れていない場合は、下ごしらえなどを含めてもう少し時間がかかることもあります。
初めて作るときは、材料や甘酢あんを先に準備してから調理を始めるとスムーズです。
酢豚なのに豚肉を揚げなくてもいい?
はい。
志麻さんのレシピでは、豚肉に片栗粉をまぶし、フライパンで両面を焼きます。
たっぷりの揚げ油を使わないので、家庭でも作りやすい方法です。
どんなカット野菜を使えばいい?
公式では、キャベツ・にんじん・玉ねぎ・ピーマンが入ったカット野菜を使用しています。
スーパーで選ぶ場合は、同じような野菜が入った炒め物用カット野菜を探すと使いやすいでしょう。
豚こま肉以外でも作れる?
はい。
公式レシピでは、食べやすく切った豚バラ肉や鶏もも肉でもよいと紹介されています。
甘酢あんがダマにならないためには?
甘酢あんをフライパンに入れる直前に、器の底からしっかり混ぜ直しましょう。
片栗粉が沈んだまま加えないようにするのがポイントです。
まとめ|志麻さんのあんかけ酢豚ならカット野菜で手軽に作れる
タサン志麻さんの「あんかけ酢豚」は、カット野菜と豚こま切れ肉を使って約10分で作れる手軽な酢豚です。
ポイントをまとめると、
- カット野菜で下ごしらえの手間を減らす
- 豚肉は揚げずにフライパンで焼く
- 野菜は最初にサッと炒めて取り出す
- 豚肉には片栗粉をまぶす
- 余分な油を拭き取ってから甘酢あんを加える
- 甘酢あんは加える直前に混ぜ直す
- 最後に野菜を戻してサッと仕上げる
という流れです。
「酢豚は好きだけれど、家で作るのは面倒そう……」と思っていた方にも挑戦しやすいレシピです。
カット野菜を上手に使えば、野菜を切る手間もぐっと減らせます。
豚こま肉とカット野菜がある日に、忙しい日の夕食メニューとして試してみてはいかがでしょうか。
参考情報
- NHKエデュケーショナル「みんなのきょうの料理」タサン志麻さん「あんかけ酢豚」
- 厚生労働省「家庭での食中毒予防」
※レシピの分量・調理時間・基本手順については、NHKエデュケーショナル「みんなのきょうの料理」の公開情報を確認しています。
※肉類は中心部まで十分に加熱してください。厚生労働省では、家庭で加熱調理する食品について中心部75℃で1分間以上の加熱を目安としています。

